この度、藝大フレンズの皆様のご支援のもと「藝大コレクション展2025 名品リミックス!」を2025年10月7日(火)から11月3日(月・祝)まで開催いたしました。
「藝大コレクション展2025」では、先人の作品に向き合い、描き写すことで深まる"学び"のかたちに光をあてました。コレクションを代表する優品とともに、「小場恒吉『日本文様史』図版資料」「うつしてまなぶ」という二つの特集を設け、模写やスケッチなど、これまで紹介される機会の少なかった作品や資料を新たな視点で紹介し、作家たちがどのように名作に学び、自らの表現を模索してきたか、その歩みにも迫りました。さらに、修復を終えた作品や新収蔵品の公開を通じて、藝大のコレクションが今も豊かに育ち続けていることを伝える展覧会となりました。会期中には11,000人を超える来館者が訪れ、また、多数のメディアにも取り上げられ好評を博し、盛況のうちに閉幕いたしました。
今回ご助成いただきました賛助金は、会場内にて配布した「藝大コレクション展2025 名品リミックス!」リーフレット制作費用に充てさせていただきました。藝大コレクションを形成する名品や所蔵品に関する学術的調査研究について詳細に記載した全8ページのリーフレットになっており、本館で行っている教育成果をお示しする機会となりました。
藝大フレンズの皆様よりご助成いただきました賛助金により、展覧会事業の質を格段に向上させることができました。皆様には心より御礼申し上げますとともに、今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。
東京藝術大学大学美術館一同












